旋削加工
多軸自動盤
最大材料径:20 (φ)
最大材料送り:80 (mm)
主軸数:8 (本)
Gシリーズの機械は、基本構造に関してはカム式自動盤の伝統的なコンセプトに従っています。8軸のスピンドルは精密に仕上げられたスピンドルドラム内で回転し、このスピンドルドラムは安定性と高い繰返し精度を実現するカービックカップリングによりスピンドルハウジングにロックされています。クロススライドは、スピンドルハウジングに配置されています。長手加工スライドブロックは、長手側加工ツールのガイドを安定させ高い精度の加工を可能にしています。
スピンドル回転数: 800~10,000
アイドルタイム:0.5 (秒)
ドラムピッチサークル:200 (mm)
1940年に開発されたシュッテブロックにより、長手スライド、クロススライドの独立した送りをカムで実現したコンベンショナルな多軸自動盤です。減衰力の高いミネラルコンパウンドベットを採用。現在のGシリーズには長い歴史から得られたノウハウがいかされています。
スピンドル構成もグリース噴入・密閉式ベアリング構造となり、熱発生を極限まで押さえ、最高回転数 10,000 min-1 を実現します。スピンドルモーターと、カム軸制御用フィードモーターは、サーボモーターの独立制御式となり、設定変更もオペレーションパネル上でステップ レスにて容易に行えます。また、クロススライド駆動に強靱なローラーチェーン駆動システムを採用した事により、従来機に比べギアリンク機構が半減され、機 械内部構成もよりスリム化され、ギアノイズも軽減された構造となっています。
スピンドルドラムの割り出し位置決めロック機構には、3分割式(PAT)カービックカップリングを採用し、高精度割り出しを保証します。更にドラムインデックス時には3分割式カービックに依るクイック割り出し制御が可能となり、min. 0.3 sec.のアイドルタイムを実現します。 (Gシリーズ機)
シュッテ社 (Schuette)
ドイツ
シュッテ社は1880年に創業し、英国からの高品位な鉄鋼や米国からの工作機械を取り扱う会社としてスタートしました。その後、多軸自動盤及び万能工具研削盤のメーカーとして、125年以上に渡り世界中へ機械を供給してきました。現在では多軸自動盤メーカーの老舗として世界各国のユーザーから好評を博しています。
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